グアテマラ グッドコーヒーファームズ
味わいの特徴
ダークチョコレートやアーモンドを思わせる上品な苦みと甘さをお楽しみいただけます。余韻にはリンゴを思わせる穏やかな酸味を感じられ、深煎りながらもバランスの良い味わいを感じられます。
お気に入りのデザートとともに味わう一杯に、夕食後に家族と過ごす団らんの一杯に、おすすめしたいコーヒーです。
感じられるフレーバー
グアテマラのコーヒー生産の未来のために
GOOD COFFEE FARMS(GCF)は、グアテマラを中心に小規模農家と共にサステナブルコーヒーを生産しているコーヒー生産者団体です。
はじまりは2011年。GCF代表を勤めるカルロス・メレン氏は、グアテマラの高級コーヒーを取り扱う事業を立ち上げ、生産者とのやり取りを進める中で、母国のコーヒー産業の抱える問題を目の当たりにします。
そのひとつに、生産者が自身の精選設備を保有できていないという問題がありました。
コーヒーは収穫後にチェリーの脱穀や水洗、乾燥などの精選プロセスを経て、輸出可能な状態になります。
しかしながら、この精選のための設備は大規模で高価な場合が多く、また電気や水を使用するので運用コストも生じます。
グアテマラの小規模生産者の9割ほどは個人で設備を持たず、収穫のみを行い地域の精選所(ミルと呼ばれます)にコーヒーを持ち込む、または現地の仲介業者に販売する形を取るしかないのが現状です。
こうした状況では、各農園のコーヒーはひとまとめとなりトレーサビリティが薄れてしまいます。また仲介業者の不当な買い上げにより、いつまでも設備投資の機会を得られない、といったケースも現地を訪れた際に直接耳にすることができました。
「地球にも、未来にも、優しく」サスティナブルなコーヒーを
2017年。こうした現状を打破するためにカルロス氏が開発したのが、”自転車”を使用した脱穀機「ドライ・バイシクル・パルピング」です。
安価で誰でも扱える脱穀機の登場により、生産者たちは自身で精製を行えるようになり、「自分の農園のコーヒー」としてトレーサビリティと付加価値をつけて輸出ができるようになりました。
また自転車による脱穀は、水や燃料不使用。水洗による排水やエネルギー使用による環境負荷をも抑えたサスティナブルな精選プロセス(Dry Washedと呼ばれます)にもなっています。
この画期的な取り組みは現地でも話題になり、現在GCFには200を超える生産者が参加、また彼らは従来の約3倍の収益を得られるようになったといいます。
毎日でも飲みたくなる、心地よいコーヒー
発売開始から現在まで根強い人気を誇る、GOOD COFFEE FARMSのコーヒー。
チョコレートのような甘くビターな余韻と、スイートナッツを思わせるまろやかで口当たりの良い味わいは、まさに「毎日でも飲みたくなる」デイリーコーヒーにぴったりです。
朝の目覚めの一杯に。友人とのおしゃべりタイムの一杯に。午後のケーキを一緒に味わうご褒美の一杯に。日々の疲れを労う、休日の癒しの一杯に。さまざまな日常の場面に寄り添ってくれる、そんなコーヒーです。
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