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記事: 【2月のおすすめ】エルサルバドル サンタ・フェ パカマラ

【2月のおすすめ】エルサルバドル サンタ・フェ パカマラ

【2月のおすすめ】エルサルバドル サンタ・フェ パカマラ

今回は2月より販売開始となりました「エルサルバドル / サンタ・フェ」農園のパカマラ種ウォッシュドアナエロビックプロセスのコーヒーをご紹介します。このコーヒーは、カップオブエクセレンス(Cup of Excellence, COE)と呼ばれるコーヒーの品評会でエルサルバドル国内11位の座に輝いた素晴らしい品質のコーヒーになります。加えて、COEに入賞したロットはオークションで取引がなされるのですが、このサンタフェ農園のコーヒーは、私たちウッドベリーコーヒーがはじめて単独で落札することのできた記念すべきコーヒーになります。
ぜひ、多くの皆さまにこの特別なコーヒーをお楽しみいただきたいです。


<サンタ・フェ農園の基本情報>

  • 生産地:エルサルバドル
  • 農園:サンタ・フェ
  • 地域:アロテペック・メタパン
  • 標高:1,850 m
  • 品種:パカマラ
  • プロセス:ウォッシュドアナエロビック

 

<サンタ・フェのコーヒー作り:高標高のテロワールと細部へのこだわり>


サンタ・フェ農園は、エルサルバドル北西部チャラテナンゴのラ・パルマというエリアに位置します。近隣の農園より一段高い標高1,850 mの環境は、気温が低くコーヒーノキが育ちにくい側面がありますが、チェリーが成熟するまでの期間を長く取れ、味わいの元となる有機酸や糖をその実にしっかりと蓄えることができると考えられます。
この優良なテロワールに加え、サンタ・フェ農園では労働者の健康とコーヒーの品質に細心の注意が払われているそうです。農園ではいかなる種類の殺虫剤も使用せず、また労働者には作業を遂行するために毎日制服と保護具を支給がなさており、こうした細部への取り組みが品評会でも認められるコーヒー作りにつながっているそうです。


<カップオブエクセレンス(COE)とは?>


私たちは、このサンタ・フェのコーヒーをカップオブエクセレンス品評会のオークションシステムにより買い付けを行いました。カップオブエクセレンスとは、各生産国で年1回開催されているコーヒーの品評会で、その年に収穫されたコーヒーのうち最高品質のものに与えられる称号になります。国中から品評会にエントリーされたコーヒーを、国際資格を持つカッパー(テイスター)がそれぞれ品質を採点し、高得点を記録した上位30種程度がこの名誉ある称号に輝きます。

生産者にとって栄誉であることに加え、COEに選出されたコーヒー豆はインターネットオークションにかけられることで、通常より高値の報酬を得ることができます。これは生産者が継続して高品質のコーヒーを作り続けるためのモチベーションにも繋がります。実際に、私たちが単独落札したこのサンタフェ農園のコーヒーは、オークションで$16.4/ lb=およそ¥5,400/ kgにて落札されました。アラビカ種の国際相場が¥672.31 円/ kg(2023年12月平均)であることを考えると、単純計算でおよそ8倍の報酬になっているわけです。
また生産者・農園の認知が高まることで、多くのコーヒー関係者が産地を訪れ、継続的な取り引きに発展する可能性が高まり、農園の収益を長期的に安定させることにもつながっていきます。

 

<なぜサンタ・フェを選んだか>


私たちは、エルサルバドルCOE30種のロットを全てカッピングし、このサンタ・フェを選びました。選んだ理由の一つは、品種とプロセスの組み合わせによる味わいがユニークだったこと。前述の通り、サンタ・フェは標高が高くチェリーが豊富に栄養を蓄えるおかげで、糖を材料に香りの成分を作りだす嫌気発酵プロセスとの相性が良いと考えられ、実際にこのコーヒーではシードルのようなフレッシュで明るいフレーバーを感じることができました。加えて、コーヒーチェリー自体に含まれる有機酸量が多いことで、プラムやシナモンを思わせる厚みのある味わいが生まれ、発酵プロセスで作られた力強いフレーバーにも負けることなく調和が生まれています。
また高標高のテロワールは、温暖化が進んでも気温が高くなりすぎることなく、高品質なコーヒーを栽培し続けられる場所にあるともいえます。私たちが今後もエルサルバドルとのダイレクトトレードを続けていく中で、長期的な取り引きが望めそうであった点も、サンタ・フェを選んだ理由の一つになります。今月末にはまたエルサルバドル産地訪問も控えていますが、ぜひ直接訪れてみたい農園の一つです。

 

<サンタ・フェ パカマラの美味しい淹れ方ガイド>


今回のサンタ・フェ農園の鮮明なフレーバーとまろやかな甘さにフォーカスしてレシピを組んでみました。ぜひお試しください。

 

  • 使用器:HARIO V60
  • 水:南アルプスの天然水
  • 粉量:16g Timemore C3 #16クリック(中細挽き)
  • 湯量:250g 94℃

 

  1. ドリッパーに16gの中挽きのコーヒーをセットします。
  2. タイマーをスタートさせ、60gまでお湯を注ぎます。
  3. タイマーが0’45になったら130g。
  4. タイマーが1’30になったら190g。
  5. タイマーが2’00になったら250g。
  6. ドリッパー内のお湯が落ち切ったら抽出終了です。


サンタ フェ農園はプラムやシードル、キャラメル、シナモンを思わせるまろやかで明るい酸味が特徴的なコーヒーです。明るく明確なフレーバーとキャラメルやシナモンを思わせるまろやかな甘さを引き出せるように短時間ながらしっかり成分を抽出できるように細かめの挽き目と注ぎの間隔を広めのレシピにしてみました。パカマラ品種とアナエロビックプロセスが作り出す、鮮やかなフレーバーとまろやかな甘さをお楽しみください。

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