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エルサルバドル ミレイディ農園 ゲイシャ種

セール価格₩23,000
サイズ:
挽き目:

味わいの特徴

ゲイシャ種の華やかなフローラルフレーバーに、マスカットやオレンジを思わせるフレッシュな酸味、そしてナチュラルプロセス由来のトロピカルフルーツのような力強い甘さをお楽しみいただけます。また、滑らかな口当たりと透明感のある甘さが印象的なコーヒーです。

上品で明るいフローラルフレーバーを感じていただけるので、休日の贅沢時間やご友人とのおしゃべり時間に華やかさをプラスしてくれる、そんなコーヒーです。


感じられるフレーバー


特徴的なミレイディ農園のテロワール

ミレイディ農園のあるチャラテナンゴという地域は、紛争の戦場になり、荒野となってしまったところから、再びコーヒー産業を始めたという歴史があり、コーヒーの栽培においてまだ歴史の浅い地域です。
紛争跡地という0からコーヒー産業を始めたこともあり、当時エルサルバドルで開発され、高品質なパカラマ種が積極的に植えられました。
それから30年ほど経った今、チャラテナンゴのパカマラ種はエルサルバドルを代表する高品質なコーヒーとなっています。
現在では、より高品質なコーヒーを作るという目標のもと、ゲイシャ種やSL品種、ジャバ種等、新しい品種の栽培に力が入っています。

ミレイディ農園の1番の特徴は甘さを伴った明るく繊細な酸味と透明感のある甘さによるフルーティーな印象が心地良く、なおかつ強度が高いことです。
2回目の訪問時にも銘柄を伏せた状態で50種類ほどテイスティングしましたが、その中のどれがミレイディ農園かわかる味わいをしています。

"ミレイディ農園の味がする。"

ここまで明確な味わいを持っている農園は、世界中を探しても僅かだと思います。
今回はそんなミレイディ農園のゲイシャ種を紹介させていただきます。


チャラテナンゴのゲイシャ種

ゲイシャ種と聞いてどんな味わいを想像するでしょうか?
とても軽やかで爽やかなフローラルさ、繊細なフルーツの印象を想像します。
どのエリアで栽培されていても、おおよそこのようなゲイシャ種を飲むことができます。

しかし、チャラテナンゴのゲイシャ種はこの想像を超え、品種よりもテロワールの方が味に影響を与えていると感じさせます。
口当たりはまろやかで満足感があり、味の強度も高く、骨太なフルーティーな印象を感じられます。同時にジャスミンを思わせる華やかな印象もあり、それがゲイシャ種だよと主張してきます。
それぞれの国・地域で個性はありますが、チャラテナンゴのゲイシャはその中でも個性的だと感じます。

正直、チャラテナンゴのゲイシャは最初のうちは違和感がありました。
明確なゲイシャ感はないので、飲んだ瞬間にゲイシャだ!というインパクトはありません。
しかし、飲み進めるとゲイシャのニュアンスがじわじわと出てきて最終的にゲイシャ種と納得させられるという不思議な感覚に襲われます。
この違和感を解明しようとエルサルバドル内の地域でゲイシャ種を飲み比べしたときに、それぞれに個性が出ていて興味深かったのを記憶しています。共通のゲイシャらしさはありつつ、チャラテナンゴのゲイシャは厚みがあり、甘さの印象が強く、反対にテカパ チナメカのゲイシャ種は軽やかで繊細な酸の印象があります。

このテロワールでの差を認識した時に、チャラテナンゴのテロワールの影響を強く感じ、このようなゲイシャ種も面白いと考えられるようになりました。


高品質なコーヒーを飲み続けられる未来のために私たちのできること

ミレイディ農園は実際に現地に訪れて買い付けてきたダイレクトトレードのコーヒーになります。

私たちがダイレクトトレードに取り組んでいるのは、高品質なコーヒーを飲み続けられる未来のためです。
近年では気候変動によりコーヒーの生産量は年々減少してきていて、2050年にはコーヒーの生産に適した土地が50%に減少するとも言われています。
生産量が減少することは生産者の収入にダイレクトに影響を与え、それは年々減少していき、生産に適さない気候に変動していくことから品質の低下も考えられます。 高品質のコーヒーを作り続けるためには、品質維持のための投資ができる状態を維持しなければいけません。
私たちはそのために中間手数料をなるべく抑え、なおかつ投資も兼ねた価格で買い付けるのが大切だと考え、ダイレクトトレードという活動を始めました。

ダイレクトトレード行うことで、私たちが支払った金額がどのくらい生産者に渡っているか正確に把握し、市場価格以上の金額で買い付けることで生産者が継続して高品質なコーヒーを作り続けるための助けになればと考えています。
ミレイディ ゲイシャはその考えのもと、国際市場価格の468%の価格で買い付けています。ぜひ、手に取って楽しんでいただければ幸いです。


ダイレクトトレードの取り組みについて

私たちウッドベリーコーヒーは「コーヒーに携わるすべての人が豊かになること」を目指しています。 【EPISODE OF EL COLORIDO】の連載で取りあげた「グアテマラ/エル・コロリド」もまた、その目標を実現するための取り組みのひとつでした。
グアテマラを訪れた私たちはそして、もうひとつの夢であったダイレクトトレードをおこなうべく、エルサルバドルへと向かいました。

以下の連載では、私たちがおこなったエルサルバドルとのダイレクトトレードについてお伝えしていきたいと思います。実際に現地訪れた際の農園の姿や生産過程、コーヒー生産にかかわる想いをオリジナルマガジンにて綴っています。
こちらもぜひ合わせてご覧ください。


【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.1】ダイレクトトレード─夢に向かって


【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.2】コーヒーが国をつくった─エルサルバドルのコーヒー産業の歴史


【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.3】エルサルバドルコーヒーとトレンドの転換期


【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.4】6つの生産地域とパカマラ種


【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.5】「続ける」ことでみえる景色


【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.6】3年目の旅路

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