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ホンジュラス ラ・ラハ農園 ティピカ ウォッシュド

セール価格$12.00
サイズ:
挽き目:

ホンジュラス ラ・ラハ農園 ティピカ ウォッシュド  Honduras La Laja Typica Washed   シングルオリジン スペシャルティコーヒー

透き通るような酸と甘みが紡ぐ、ティピカの物語

澄んだ空気のように、心をほどく味わい。ホンジュラス・インティブカの高地で育まれたティピカが、透明感のある酸と果実のような甘みを湛えて届きました。
白い花の香り、アップルやトロピカルフルーツのようなみずみずしい風味、メープルシロップの余韻。やわらかな甘さの中に、標高1800mの空気を思わせる清らかさが息づきます。

飲むたびに新しい発見がある、上質で穏やかなスペシャルティコーヒー。クラシックな美しさが、いま再び香り立ちます。



感じられるフレーバー

ホンジュラス ラ・ラハ農園 ティピカ ウォッシュド  Honduras La Laja Typica Washed   シングルオリジン スペシャルティコーヒー



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ホンジュラスのコーヒーの歩み

ホンジュラスにコーヒーが伝わったのは18世紀。修道士たちによってもたらされ、小規模農家が自家用や地域内での取引として栽培を始めました。その後19世紀には主要輸出作物として発展し、1970年代以降は政府の支援機関IHCAFEの設立により品質向上とインフラ整備が進みます。
1998年のハリケーン「ミッチ」によって大きな被害を受けながらも、生産者たちは復興と同時に品質志向へと舵を切り、スペシャルティコーヒーの波が全国に広がりました。

現在では中米最大のコーヒー生産国のひとつとして、ホンジュラスは “量から質へ” という新しい時代を築きつつあります。その中心にあるのが、インティブカをはじめとする山岳地帯の小規模農家たちです。



ホンジュラス ラ・ラハ農園 ティピカ ウォッシュド  Honduras La Laja Typica Washed   シングルオリジン スペシャルティコーヒー

ラ・ラハ農園について

ホンジュラス西部、インティブカ県サン・フアニージョ地区。標高1,800mに位置するラ・ラハ農園は、若き生産者ホセ・マンシア氏が2018年に父から土地を受け継ぎスタートした農園です。火山性の肥沃な土壌と熱帯高山性気候に恵まれ、ティピカやゲイシャ、SL28といった高品質品種を少量ずつ精密に管理。乾燥構造の改良や発酵制御を重ね、透明感のある酸と滑らかな口当たりを実現しています。

師でもある輸出パートナー、ロニー・ガメス氏から受け継いだ精製とカッピングの技術が、カップのクリーンさを支えています。ホセの探求心と家族の情熱が重なり合い、ラ・ラハ農園のコーヒーはホンジュラスの新たな指標となりました。



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インティブカのテロワールが生み出す透明感

インティブカ地方は、ホンジュラスの中でも特に標高が高く、昼夜の寒暖差が大きい地域。この環境が、果実の糖度を高めながら酸の構造を引き締め、ティピカの持つ明るい酸としなやかな甘みを引き出します。
土壌は有機物に富むアンドソル(Andosols)やニティソル(Nitisols)が主体で、ミネラルバランスに優れ、代謝活性と香気生成を支える理想的な条件を備えています。

冷涼な気候と火山性土壌、こうした自然条件が、花のように香り立つアロマと、長く続く甘い余韻を生む鍵となっています。



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ティピカ ― コーヒーの原点にして指標

ティピカ(Typica)は、アラビカ種の最古系統のひとつ。17世紀にイエメンから世界へ広がり、ラテンアメリカで最初に栽培された品種として知られています。高標高・冷涼な気候を好み、病害に弱く収量も少ない一方で、際立つのはその風味の繊細さと均整の取れた構造。まさに “クラシックの象徴” です。

ラ・ラハ農園のティピカは、長年地域で受け継がれてきた土地適応系統。明るいリンゴのような酸、白い花のアロマ、蜂蜜やメープルのような余韻。
ティピカをティピカたらしめるすべての条件が、インティブカのこの土地に揃っているのです。



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クリーンカップを支える精緻なウォッシュドプロセス

本ロットは、精緻なウォッシュドプロセスによってクリーンな味わいをつくりあげたもの。
まず完熟チェリーのみを手摘みで収穫し、浮遊選別で未熟果を除去。果肉除去後に発酵・水洗を行い、ミューシレージと呼ばれる粘着質をていねいに取り除きます。
その後、ソーラードライヤーで約2週間かけてゆっくり乾燥させます。水分値が10〜12%に達するまで低温で乾かすことで、香気成分の揮発を防ぎ、まろやかな舌触りと透明感を両立させています。

その結果、ハーバルで爽やかなトップノート、アップルやトロピカルフルーツの果実感、そしてメープルのような甘さが調和する、極めてクリーンな味わいが実現しました。透明感と深みを併せ持つラ・ラハ農園のウォッシュドは、ホンジュラスの新しい洗練を感じさせます。




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清らかな酸とやわらかな甘み、その均衡の美しさをぜひ

ティピカという古典品種が、最新のスペシャルティ生産技術と出会い、再び輝きを放つ本ロット。ホセ・マンシアの挑戦が映し出すのは、“伝統”と“再解釈”の共存です。
ホンジュラスが今、スペシャルティコーヒーの舞台で語ろうとしている、静かで芯のある物語に浸ってみませんか。




ホンジュラス ラ・ラハ農園 ティピカ ウォッシュド  Honduras La Laja Typica Washed   シングルオリジン スペシャルティコーヒー

商品詳細

【生産国】ホンジュラス
【地域】インティブカ
【農園】ラ・ラハ農園
【生産者】ホセ・マンシア
【標高】1,800 m
【品種】ティピカ
【プロセス】ウォッシュド
【焙煎度】浅煎り

Country:Honduras
Region:Intibuca
Farm:La Laja
Producer:Jose Mancia
Altitude:1,800 m
Varietals:Typica
Process: Washed
Rost Level:Light Roast

コーヒーの保存方法について >>


コーヒー豆は、チャック付バッグに入れてお届けいたします。
背面にはコーヒー豆の焙煎日が記載されています。

<美味しく飲む目安>
ハンドドリップ:焙煎から2〜3週間くらいが豆の持つ風味がバランスよく感じられます。
エスプレッソ:焙煎から3週間前後くらいが甘さを感じやすく、ミルクとの相性もよく感じられます。
焙煎後2ヶ月くらいまでを目安にお召し上がりください。

<長期保存について>
飲みきれない場合は密閉容器で冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存の場合は、半年ほどの期間を目安にお召し上がりください。
詳しくはこちら >>

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