




ニカラグア モンテリヴァノ農園 ブルボン マイクロ・オキシジェネーション ナチュラル
毎日のひとときに寄り添う味わい
明るく澄んだ酸に、果実の甘さと奥行きのある余韻が重なります。オレンジやベリー、アプリコットを思わせる果実味がなめらかに広がり、後半にはチョコレートのようなコクが静かに残ります。
ミディアムローストに仕上げたことで、朝の目覚めや仕事の合間のひと息、読書や午後のリラックスタイムまで、日常のさまざまな場面に軽やかに寄り添います。スペシャルティコーヒーらしい華やかな表情を持ちながらも、普段の生活に溶け込む、穏やかで豊かな味わいです。
感じられるフレーバー
モンテ・リヴァノ農園
モンテ・リヴァノ農園を所有するカフェタレラ・ブエノスアイレス(CAFETALERA BUENOS AIRES)は、ニカラグアで60年以上の歴史を誇る名門コーヒー生産者グループです。各農園が持つ特別なマイクロクライメイト(微細気候)によって生まれる風味の違いを最大限に活かし、エキゾチックで唯一無二の風味を追求する姿勢は、COE(Cup of Excellence)での連続入賞という実績にも現れています。
また、コーヒーに関わるすべての人々を「大きな家族」として捉え、持続可能で互恵的なモデルを築く彼らの取り組みは、地域社会と品質の両立を実現しています。
モンテ・リヴァノは2017年、ヴァジャダレス家によって取得され、新たな農園経営がスタートしました。それからわずか数年でCOEで連続入賞を果たし、その品質と可能性の高さが国内外で注目されている農園です。
険しい山々と昼夜の温度差が生み出す、複雑で芳醇な風味
ニカラグアのコーヒーは、明るくクリーンな酸を特徴とすることが多く、その素直な味わいが魅力とされてきました。モンテリヴァノ農園が位置するのは、ヌエバ・セゴビア県オコタル市ディピルト地区。ホンジュラス国境に近い山岳地帯で、カフェタレラ・ブエノスアイレスが所有する中で唯一火山性土壌を持つ特別な農園です。
中でも「ロス・アルペス」と呼ばれる高地エリアは、標高と気候が絶妙に組み合わさることで、他にはない個性をもたらします。昼夜の寒暖差と適度な湿度が、複雑で芳醇な味わいの土台となり、テロワールの魅力が凝縮されたコーヒー豆が育まれます。
ブルボンという原点
ブルボンはイエメンに起源を持ち、ブルボン島(現在のレユニオン島)で変異を遂げ、そこから世界中に広がっていきました。各地でカトゥーラやパカス、ヴィラ・サルチといった変異種を生み出し、さらにそれらを親としてムンドノーボ、カトゥアイ、パカマラなど多くの品種が誕生しています。コーヒーの多様性を守る上で、ブルボンが果たしてきた役割は非常に大きく、敬意を持って語られるべき品種です。
中でもカトゥアイは、新しい品種開発の際の基準となり、経済性や生産性を測る「ものさし」として重要な役割を果たしています。このように、基準となる品種を生み出したことも、ブルボン系がコーヒー界に残した重要な功績のひとつです。
しかし、そんなブルボンも今の栽培現場では非常に苦労していると感じます。かつて世界中に広まったブルボンも、サビ病の蔓延や低い生産性が問題となり、多くの農園では他の品種への植え替えが進んでいます。
ブルボンが残っている農園は、情報や支援が届いていない場所、新しい苗を購入するための投資ができない場所、そして十分な余裕がありリスクを負える農園の三つに限られるのが現状ではないでしょうか。
前の二つのケースでは農園管理が十分に行き届かず、ブルボンの特長を引き出したコーヒーはほとんど作られません。一方で、管理能力のある農園でも、近年の激しい気候変動や精製技術の進化を背景に、より強いハイブリッド品種への植え替えが進む傾向があります。
生産者の方に「ブルボンを植え、育ててほしい」と願う気持ちはあります。しかし、病気などで収穫ができなくなるリスクを考えると、部外者が簡単に言えることではありません。かつて「2大品種」と呼ばれたブルボンも、気候変動という環境の変化と、効率を優先する資本主義の流れの中で淘汰され、希少な品種となってしまうかもしれません。
微量な酸素がつくる奥行き
Micro-Oxygenation(マイクロ・オキシジェネーション)は、発酵を細やかに制御する精製方法です。完全に酸素を遮断するのではなく、ごく微量の酸素を管理しながら供給することで、発酵の安定性を保ちつつ、香味に奥行きを与えます。
好気性の微生物が関与する余地を残すことで、ナチュラルプロセスらしい甘さや香りが引き出され、透明感のある味わいの中に、重なり合う表情が生まれます。
明るくクリーンな酸を持つニカラグアのコーヒーにとって、このプロセスは、その魅力を損なうことなく広げていく最良の方法のひとつではないでしょうか。
ブルボンが紡ぐ、ニカラグアの豊かな表情
クラシックなブルボン、火山性土壌を持つモンテリヴァノ農園、そして現代的な精製技術。それぞれが静かに重なり合い、ニカラグアという産地の魅力を立体的に伝えています。
ミディアムローストならではのバランスのよさは、朝のひとときや食後の時間、仕事や読書の合間など、日常のさまざまなシーンに自然に寄り添います。スペシャルティコーヒーをよく知る方にも、これから楽しみたい方にもおすすめしたい、穏やかで豊かな存在感を持つコーヒーです。
【生産国】ニカラグア
【地域】ヌエバ・セゴビア
【生産者】バジャダレス・ファミリー
【標高】1,400 m
【品種】ブルボン
【プロセス】マイクロ・オキシジェネーション・ナチュラル
【焙煎度】中煎り
Country:Nicaragua
Region:Nueva Segovia
Producer:Valladarez family
Altitude:1,400 m
Varietals:Bourbon
Process: Micro-Oxygenation Natural
Rost Level:medium roast
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コーヒー豆は、チャック付バッグに入れてお届けいたします。
背面にはコーヒー豆の焙煎日が記載されています。
<美味しく飲む目安>
ハンドドリップ:焙煎から2〜3週間くらいが豆の持つ風味がバランスよく感じられます。
エスプレッソ:焙煎から3週間前後くらいが甘さを感じやすく、ミルクとの相性もよく感じられます。
焙煎後2ヶ月くらいまでを目安にお召し上がりください。
<長期保存について>
飲みきれない場合は密閉容器で冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存の場合は、半年ほどの期間を目安にお召し上がりください。
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