



タンザニア マムセラ
自然と人が紡ぐタンザニアのコーヒー
タンザニア北部キリマンジャロの麓、ロンボ地区で育まれたスペシャルティコーヒーです。野生が息づく広大な平原、そこで営まれる持続可能な農業、そしてブルボンとN39が織りなす明るく繊細な酸味、チョコレートのような甘さ。豊かな自然と生産者の情熱がひとつになったシングルオリジンが、日々のコーヒータイムに新しい風景をお届けします。
感じられるフレーバー
テロワールと生産者の取り組み
このコーヒーは、タンザニア北部・キリマンジャロ山の北斜面、ロンボ地区に位置する標高約1,600mの山岳地帯で栽培されています。豊かな火山性赤土はミネラルに富み、チェリーに深みある甘さとクリアな酸をもたらします。気候は中程度の二峰性で、年間降雨量は約1,300 mm、気温は20〜28℃。雨期のバランスが取れているため、チェリーはじっくりと成熟し、糖度と酸のバランスに優れた果実が育まれます。
コーヒーの栽培から収穫、精選を行うマムセラ生産者組合では、UTZ認証(現レインフォレスト・アライアンス認証)を取得し、環境への配慮・労働環境の改善・経済的自立を重視した農業に取り組んでいます。持続可能な農業と地域社会の発展が、確かな品質と透明性を支えています。
ハンドルパルピング機による果肉除去の様子
希少なN39とブルボン、丁寧なプロセス
主に使用されている品種は、タンザニア独自の選抜種「N39」とクラシックな「ブルボン」。前者はシトラスやベリー系の風味に優れ、後者は滑らかな甘みとバランスのよさが魅力です。
すべてのチェリーは手摘みで収穫され、各農家が小型のハンドパルピング機を用いその日のうちに果肉除去が行われます。乾燥は天日によってじっくりと進められ、夜間は再湿防止のカバーを使用するなど、丁寧なケアが施されています。
小規模農家の手仕事によるこのプロセスによって、工業的な大量処理では表現できない、ナチュラルな甘さと個性ある酸をもった味わいが完成します。
タンザニアの大地から届く、深い安らぎ
キリマンジャロの大地の恵みと人々の真摯な営みが凝縮されたコーヒー豆を、深煎りに仕上げることでコクと奥行きのある味わいを引き出しました。
ひと口含めば、日常の喧騒を忘れるような、ゆったりとした豊かな時間をもたらしてくれることでしょう。
【生産国】タンザニア
【地域】タンザニアキリマンジャロ山北部ロンボ地区
【生産者】マムセラ生産者組合
【標高】1,600 m
【品種】ブルボン、N39
【プロセス】フリーウォッシュド
【焙煎度】深煎り
Country:Tanzania
Region:Lombo, Northern Kilimanjaro
Cooperative:Mamsera Farmers
Altitude:1,600 m
Varietals:N39、Bourbon
Process: Fully Washed
Rost Level:Dark roast
コーヒーの保存方法について >>
コーヒー豆は、チャック付バッグに入れてお届けいたします。
背面にはコーヒー豆の焙煎日が記載されています。
<美味しく飲む目安>
ハンドドリップ:焙煎から2〜3週間くらいが豆の持つ風味がバランスよく感じられます。
エスプレッソ:焙煎から3週間前後くらいが甘さを感じやすく、ミルクとの相性もよく感じられます。
焙煎後2ヶ月くらいまでを目安にお召し上がりください。
<長期保存について>
飲みきれない場合は密閉容器で冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存の場合は、半年ほどの期間を目安にお召し上がりください。
詳しくはこちら >>
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