エルサルバドル トレス・ポソス農園 ゲイシャ種 アナエロビックナチュラル - 生豆
本商品は【焙煎前】の生豆です。
コーヒーをお楽しみいただくには、購入後にご自身で焙煎していただく必要がございます。
コーヒーのことを一番に考えた"コーヒー愛"の農園主が生み出す、ナチュラルプロセスのコーヒー
トレスポソス農園もエルサルバドルで農園訪問で伺った農園です。
農園主のアルマンドさんは「どんなに高値のオファーだとしても、自分のコーヒーをテイスティングしてない人には自分のコーヒーは売らない」と語ってくれました。
自らの栽培するコーヒーに実直な愛を注ぐアルマンドさんですが、その栽培方法も"コーヒー愛"に満ち溢れたものでした。
通常コーヒーの木は、収穫期に3回収穫できますが、そのうち1回をあえて収穫しないことでコーヒーの木を休ませるという手法を取っています。
これよりコーヒーの木が疲れることなく、安定した品質のコーヒーチェリーが作れると農園主のアルマンドさんは語ってくれました。
そんな農園主の愛を一身に受けたコーヒーは豊かな果実感と複雑な酸の印象、甘いスパイスの余韻をお楽しみいただけます。
2023年の新たな取り組み「ナチュラルアナエロビック」プロセス
2023年2月に再び農園を訪れた際、前年と比較していくつかの変化がありました。
そのひとつは、アナエロビックファーメンテーションのプロセスを取り入れ始めたところです。
これは、アルマンドさんとのInstagramでのやりとりで事前に知ってはいたのですが、訪れた際に「アナエロビックプロセスのサンプルができたよ。
ぜひフィードバックが欲しい。」と直接渡された時はうれしかったです。
このコーヒーは、まさにそのアナエロビックプロセスで作られたゲイシャ種のコーヒーになります。
低温で94時間(4日間)じっくりと時間をかけた発酵は、華やかで奥行きのあるフローラルフレーバーの形成に寄与しているように感じます。
加えて、以前より標高の高い場所にドライミルが新設されており、乾燥がゆっくりと均一に進むことで、ばらつきの少ない綺麗な味わいに仕上がっているように感じます。
バイヤーコメント
こちらのコーヒーは、アルマンドさんが手がけるナチュラルプロセスの特徴である派手なフレーバーと綺麗な味わいの両立、ゲイシャ種特有の明確なフレーバーが相乗効果を生み出していて、 オレンジブロッサムやパイナップルといった華やかでフルーティーな味わいが魅力的なコーヒーになっています。
通常、3回収穫できるところを間引き、2回収穫にすることで収量は少なくなるものの、木にダメージの少ない栽培方法を取り入れているのも特徴の農園です。(品質管理/ 佐藤)
オプションを選択