エチオピア タデ農園 デカフェ
味わいの特徴
キャラメルやミルクチョコレートのような柔らかな甘さのなかに、ほんのりブラックベリーのような果実感をお楽しみいただけます。 カフェインレスコーヒーとは思えないほど、風味豊かな味わいを感じられます。
ご妊娠中の方やカフェインが苦手な方はもちろん、コーヒー好きの方など多くの方におすすめしたいコーヒーです。 ご就寝前に味わう一杯にもぜひお楽しみください。
感じられるフレーバー
環境に優しいコーヒー栽培に力を入れた、有機農法のコーヒー農園
エチオピアシダモ地方グジ地区シャキッソ村にあるTADE GG農園。
Tesfaye氏は2000年から2004年の4年間に連続しておきたシャキソ村の山火事の鎮火後に、残ったごく僅かな森林と広大な土地を5ヘクタール購入し、その残った森林を保護と再生を願い、自身でコーヒーとシェードツリーを播種・栽培し、コーヒー生産を始めました。
農学者であるTesfaye氏は、当初よりシャキッソ村が肥沃な土壌を有していること、2,000m超の高標高であるなどから、この地がコーヒー栽培に適していると考えていました。
2006年の生産開始以降、徐々に栽培面積を拡大、そして有機農法で良質なコーヒーを生産し続けています。
地域社会のサスティナブルな未来のために
TADE GG農園は、豊かではなかったシャキッソ村に、多くの雇用を生み出しました。
コーヒー栽培で得られた利益は農園や精選施設で働く人々に還元され、多くの住民の生活を支えています。
同農園でTesfaye氏の指導を受けた人々は、より良いコーヒーを作るために勤しみ、そこに持続的発展へのサイクルが生まれました。
また、Tesfaye氏自身が幼い頃に自宅から58km離れた中学校に通った経験があることから、「子供達の身近な所に学びの場を」という想いがあり、コーヒーの売上の一部を拠出し、シャキッソ村に小学校を建設・ 寄贈しました。
未来の担い手である子供達に教育の場も与えています。
このような素晴らしい取り組みをされていて、私たちも心から応援したくなる、そんな素敵な農園さんです。
ケミカルフリーな製法で安心・安全なカフェインレスコーヒー
マウンテン・ウォーター・プロセス(MWP)とは、かつてデカフェ製造で利用されていた有機溶剤などを用いずケミカルフリーで行われる脱カフェインのプロセスです。
MWPでは初めにコーヒー生豆を高温の純水にさらし、カフェインを含むコーヒー成分を生豆から抽出します。
この際、コーヒーの風味の元になる成分(有機酸や糖、オイルなど)もいくらか溶け出しますが、この抽出液をカフェインを優先して除去するフィルターにかけることで、これらの成分のみが飽和した抽出液が作られます。
この抽出液を再び生豆にさらすと、生豆の中に残った風味の元になる成分はそれ以上溶け出さず、カフェインのみを選択的に取り出すことができます。
これを繰り返すことで、風味の劣化を最小限に押さえつつ、およそ99.9%のカフェインをコーヒー生豆より除去することが可能となっています。
ご妊娠中の方やカフェインが苦手な方、就寝前にコーヒーを楽しみたい方など、多くの方に安心してお楽しみいただけます。
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