






パナマ ロストオリジン ガレス農園 ゲイシャ ファーメンテッドハニー
50gは缶にて、100g以上は袋にてお届けいたします。
Beyond Convention
常識の先にある、コーヒーの可能性
パナマ・ボルカンの高地で収穫されたゲイシャを、ロストオリジン コーヒーラボの精緻なプロセスによって仕上げたロット。ジャスミンを思わせる華やかなフローラルアロマに、カリンやマンダリンオレンジのような瑞々しい果実感。マスカットの繊細な甘酸っぱさに、ハチミツを思わせる甘いニュアンスが重なり合う、パナマ産ゲイシャです。
スペシャルティコーヒーの世界でも注目を集めるこのプロジェクトは、発酵管理と品質設計を徹底することで、品種とテロワールの個性を非常にクリアなかたちで表現するコーヒーを生み出しています。
ボルカンのテロワール、ゲイシャという品種、そしてロストオリジンの精密な発酵技術。そのすべてが結びついたロットです。そんなロストオリジンの豆は、極めて限られた量しか市場に出回らず、自ら現地で買い付けたロースターのみが扱える希少なもの。ウッドベリーコーヒーはパナマを直接訪れ、生産者やプロセッサーと対話を重ねながら買い付けを行っています。こうしたつながりがあるからこそ、このロットをお届けすることができています。
感じられるフレーバー
A New Perspective
独自の探究が切り拓く、新たな表現
ロストオリジンは、パナマシティに拠点を置くコーヒー精製ラボです。コーヒーの発酵と加工を研究する施設として設立され、スペシャルティコーヒーの可能性を広げる革新的な取り組みで世界中から注目を集めています。
ガレス農園で収穫されたチェリーは厳選された状態で輸送され、ラボに到着した後、温度・圧力・攪拌などを精密に制御できる専用の発酵タンクで処理されます。さらに乾燥工程も湿度や温度が管理された環境で行われ、香味のバランスが細かく調整されていきます。
こうしたアプローチは、クラフトビールの発酵技術に着想を得たもの。微生物や発酵条件を科学的にコントロールしながら、コーヒーの香味を設計するという発想です。
現在では、競技の舞台で使用されるロットも多く、世界のロースターやバリスタから高い関心を集める存在となっています。限られた生産量の中で生み出されるロットは、スペシャルティコーヒーの中でも特に希少なものとして扱われています。
Rooted in Gales
受け継がれる土地と、探究心
本ロットの生産者情報として示されているのは、モルガンファミリーが手がけるガレス農園(Finca Gales)。栽培地は、パナマ西部チリキ県のボルカン地区周辺に位置する高標高エリアです。
パナマのコーヒー産業は、ゲイシャの国際的な評価をきっかけに、標高や気候といった自然条件が生み出す風味の可能性を世界に示してきました。収量や生産効率だけでは測れない土地の価値が、香りの複雑さや繊細な味わいによって再評価されるようになったのです。
本ロットでは、標高1,750〜2,000mという厳しい栽培条件と、発酵工程における精密な温度管理が重要な要素となっています。
Land and People
標高1,750〜2,000mのテロワール
ガレス農園が位置するボルカン地区は、バル火山の西側斜面に広がる山岳地帯です。標高1,750〜2,000mという高地では、気温が低く、コーヒーチェリーの成熟がゆっくりと進む傾向があります。日中の日照と、午後から夜間にかけての冷え込みが特徴的な環境で、火山活動に由来する土壌もこの地域の農業を支えています。
コーヒーの風味は、品種だけで決まるものではありません。標高や気温、土壌、日照といった自然環境に加え、栽培や収穫、精製の方法が重なり合って、その土地ならではの個性が形づくられます。高標高の環境で育ったゲイシャを、収穫後の発酵工程まで丁寧に管理することは、素材の可能性を探るうえでも重要なアプローチです。
ガレスのロットでは、こうしたテロワールに、ロストオリジンの精密な発酵設計が組み合わされています。自然が育んだ素材の個性を理解し、その後の工程を通じてどのように引き出していくか。土地と技術、それぞれの役割が交わるところに、このロットの面白さがあります。
Native Varietals
香りの新しい評価軸
ゲイシャは、エチオピアに起源を持つアラビカ種の品種です。世界的に知られるようになった大きなきっかけは、2004年のベスト・オブ・パナマでの高い評価でした。ジャスミンを思わせる華やかな香りや、繊細な酸、透明感のある甘さ。その際立った個性は、コーヒーの価値を考えるうえで、香りの複雑さがいかに重要であるかを広く示しました。
スペシャルティコーヒーでは、甘さや酸味のバランスだけでなく、香りの質や余韻、口に含んだときの印象も大切にされています。ゲイシャは、品種が持つ個性そのものが評価の対象となることを象徴する存在です。ただし、その魅力は品種名だけで決まるわけではなく、育つ環境や収穫後の工程によっても表情が変わります。
今回のロットでは、高標高の環境で育まれたゲイシャを、ロストオリジンの精密な発酵技術と組み合わせています。品種の持つ可能性を、土地と人の技術がどのように引き出すのか。その視点からも楽しんでいただきたいコーヒーです。
Fermented Honey
温度と時間を管理する、精密な発酵設計
コーヒーの精製において、発酵は香味の形成に関わる重要な工程です。果肉を除去した後、豆の周囲に残るミューシレージ(粘液質)をどのように扱い、どのような条件で発酵や乾燥を進めるかによって、仕上がりに違いが生まれます。ファーメンテッドハニーは、果肉を除去した後にミューシレージを残して乾燥させるハニープロセスに、発酵工程を組み合わせた精製方法です。
このロットでは、完熟度を選別したチェリーの果肉を除去した後、特注設計のステンレス製タンクを使用。プロトコル「LOY-007」に準拠し、平均温度22.82℃の環境で連続5日間の発酵を行っています。温度と時間を明確に管理することで、発酵の進行をコントロールする設計です。
発酵の条件を細かく捉え、品質へとつなげていくこと。それがロストオリジンのアプローチです。ガレス農園で育まれたゲイシャの個性を出発点に、精製工程の可能性を探る。自然の条件を尊重しながら、科学的な管理によってコーヒーの新たな表情を追求しています。
Selected Lot Journey
現地で出会い、背景まで理解して届ける
ロストオリジンのロットは、コーヒーの品質を畑だけでなく、収穫後の工程まで含めて考えることの面白さを教えてくれます。栽培環境が育む個性に目を向けながら、発酵という技術を通じて、その可能性をさらに探究する。そこには、スペシャルティコーヒーの新しい表現を生み出そうとする姿勢があります。
ウッドベリーコーヒーでは、パナマを直接訪れ、生産者やプロセッサーと対話を重ねながらコーヒーを買い付けています。味わいだけで選ぶのではなく、どのような環境で育ち、誰がどのような考えで仕上げているのか。その背景まで理解することを大切にしています。生産者とプロセッサーの取り組みを知ることで、一つのロットが持つ価値も、より立体的に見えてきます。
今回のガレスは、高標高のテロワールとゲイシャの個性、そしてロストオリジンによる精密な発酵設計が重なったロットです。自然が育むものと、人が技術によって引き出すもの。その交点から生まれるコーヒーの可能性を、ぜひお楽しみください。
【生産国】パナマ
【地域】ボルカン
【農園】ガレス農園
【生産者】モルガンファミリー
【標高】1,750〜2,000m
【品種】ゲイシャ
【プロセス】ファーメンテッドハニー
【焙煎度】浅煎り
Country:Panama
Region:Volcán
Farm:Mikava Santuario
Producer:Morgan Family
Altitude:1,750〜2,000m
Varietals:Geisha
Process: Fermented honey
Rost Level:Light Roast
コーヒーの保存方法について >>
コーヒー豆は、チャック付バッグに入れてお届けいたします。
背面にはコーヒー豆の焙煎日が記載されています。
<美味しく飲む目安>
ハンドドリップ:焙煎から2〜3週間くらいが豆の持つ風味がバランスよく感じられます。
エスプレッソ:焙煎から3週間前後くらいが甘さを感じやすく、ミルクとの相性もよく感じられます。
焙煎後2ヶ月くらいまでを目安にお召し上がりください。
<長期保存について>
飲みきれない場合は密閉容器で冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存の場合は、半年ほどの期間を目安にお召し上がりください。
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